植物と動物に共通する「命のリズム」として、生命現象に見られる食と性というふたつの極性について触れ、またそれぞれの構造は内外反転した様であることを三木解剖学の思想から引用させていただきました。
この植物と動物の「原形」的生命の違いがどのように生まれ、分岐したかをみてみましょう🙂
私たち生物の祖先の起源は海ですが、約40億年前、地中深くから噴き上がる熱水噴出孔が原初の生誕地でした🌊
100℃以上で生存することが出来、水素や硫化水素を使って生きる微生物たちが生まれました。原核生物である細菌や古細菌たちです。
まだ酸素の無い環境下で無機物によって作られた有機的なものを取り入れ、発酵を行いながら暮らしていました。現在でも様々な嫌気的細菌に、その姿を見ることが出来ます😊
微生物たちは進化を続けながら、27億年前、目覚ましい変化を遂げました。
炭酸ガスの蓄積の末、それを利用し生きる、光合成の原型ともいえる新型の単細胞生物が生まれたのです☀
太陽光線を使い、無機物から有機物を合成し始めました。
これは、光合成による独立栄養を営む「植物的生過程」の始まりと見られます。
今日の藻類の起源がここにあります。彼らによって地球の大気は酸素で満ち溢れました。
そして「呼吸」を行う単細胞生物も生まれてきます🌬
更に高分子の有機物を貪食し、燃焼したエネルギーで自らを養います。先の「光合成的生物」とは違い、他の微生物を「食べる」ようにして生きる単細胞生物で、独立栄養である光合成能力は持ちません。
これは「動物的生過程」の始まりとされます。
(ジョン・デスモンド・バナール 生命の起源より)
このように、発生当初から単細胞生物には合成能力の有無による「植物的」と「動物的」2種類の食の形態が識別されますが、その後祖先たちは多細胞生物へと進んでいきます。
この2つの系統は、食の形態、姿形としても著しく異なった2種類の生物郡として現れてきます。
この二つの違いを現在では、宇宙リズムに外的に開かれた植物たちと、内に臓腑として潜んだリズムを持つ動物たちとして、私たちは見ることが出来ます🐆🌲