神経可塑性

2026年08月31日 23:27

神経可塑性


「葉と島皮質」では瞑想の効用として、島皮質右後部の肥厚がみられること、統合失調症における島皮質と前頭前野の機能的繋がりの強化や灰白質萎縮抑制が起こる研究結果について触れました🧠

世の中には様々なトレーニングや学習練習などがありますが、人々が経験的に知るように「行為の積み重ね」は習熟や何かの上達に繋がります🙂
脳神経系においては、経験や学習によってシナプスを通じ脳細胞同士の連携連結、つまり神経回路が変化し、また損傷などでも編成は変化します。
この事は神経可塑性と呼ばれ、子供の学習から生涯学習、またリハビリテーションなど病気や怪我の回復、心身状態の向上促進として利用されています。

瞑想で脳に起こる変化は、実際にどのようになされるのでしょう(・・❓
瞑想では認知、感覚のトレーニングによる神経回路編成の変化が起こっています。
私たちは常々、様々な情報を認知し、何かに集中したり休んだり、また必要に応じて注意の切り替えを行い、日常のタスクをこなして生きています。

脳には3つのモード、情報処理ネットワークが存在するとされています。

①デフォルト・モード・ネットワーク
無意識に近い状態で、経験、記憶に応じて情報処理・指示を出すほぼオートマティックな機能として働いています。

②セントラル・エグゼクティブ・ネットワーク
自発的、意識的に注意を向けた時に活発に働きます。なぜこれが「エグゼクティブ」と呼ばれるのかはわかりませんが、「人らしい意識的行為」、指令のベースとなるからかもしれません😐

③セリエンス(セイリエンス)・ネットワーク
膨大な情報の中から重要なものを拾い上げ、注意の方向性や配分として機能し、①と②の切り替えとしても働いています。

​瞑想はセリエンス・ネットワークの強化トレーニングといえ、練功の過程はこの3つの回路を、バランスの良い連携へと導いています✨
島皮質と前頭前野(特に背側前帯状回など)は、内、外部の重要な刺激を察知し注意を割り当てるセリエンス・ネットワークの核となります。瞑想は呼吸や身体感覚に注意を留める訓練であるため、このネットワークを繰り返し同期して活動させることで、回路の結合強度が向上します。

続きます〜🙂

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