センサー

2026年08月22日 23:22
カテゴリ: 練功精神

センサー

内受容感覚や自己受容感覚、外受容感覚、これらを統合、認識する器官としての脳について記しました。
練功の場合、身体感覚をボディスキャンのように観察することで情動対処を行うことが出来ます🧍
「反応」として起こる感覚をただ観察することで、過去の情動反応の解釈をある程度書き換えることも可能です。その適応範囲であれば、消す、緩める、流す、また浄化などは大変有効です🙂

ベッセル・ヴァン・デア・コークによる「身体はトラウマを記憶する」が出版されたのは2016年でした。
サブタイトルは「脳・心・体のつながりと回復のための手法」です。
コーク博士の共同プロジェクトサイトです↓

ベッセル・ヴァン・デア・コーク博士は精神医学・神経科学・心理学といった領域にわたり、長年トラウマに関する臨床や研究、社会発信をされてきました。

心的外傷後ストレス障害(Post-traumatic Stress Disorder:PTSD)、トラウマ(Trauma)についての社会認知は進んでいます。
自力ではどうしようもない状況や環境、理不尽、事件、事故、惨事に遭われる、また恐怖が生じる環境に身を置き続けた場合、私たちの脳は劇的に変化します。

また家庭や職場環境、学校やコミュニティなどでの、一見細やかであるように見える侮蔑、ガスライティング的行為、虐待、ハラスメントなども日々続けばヒトの脳、心身はダメージを受け機能的、器質的に変容変化します。
そのような際、不快反応は健全なシグナルとして重要です。

練功においても不快な現象を完全に消し去るのではなく、過去の情動記憶に基づく偏狭な解釈と、今現在において不要な苦痛の紐づきは解きます。しかしご自身を守るためのセンサーはクリアに保ち、適切に働かせる必要があります🐧

無感覚は「解離」となりますし、トラウマの防衛機制のひとつとしては、状況に耐えるための「麻痺」が存在します。緑川先生が仰る「化勁体質」はこれに通じるであろうと考えます。

内受容感覚が認知に繋がらない場合についてもまた触れようと思います。

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