心身❤️‍🔥

2026年08月15日 23:14
カテゴリ: 練功

心身❤️‍🔥

現代での心の哲学は「心-脳関係」で語られるようになったことに触れました。
脳科学の発展により、脳の構造と働き、そしてそこから生まれる心や行動の研究はより詳細、多様になっております🧠

この「脳科学」は「神経科学」の範疇にあり、脳神経科学と呼ばれる場合もあります。
医療、各種療法、リハビリテーション、教育、AIなどブレインテック、マーケティングなど様々な分野で応用されています。
心理学もまた脳科学の発展と共にありますが、私たちが生きて体験する主観や行動から心の働きを推測するもので、脳科学はその背景にある構造、仕組みを調べる分野です。

三木成夫先生は「脳は内臓を反映する鏡」であり、心は体の各所を出入りしている。そのような主張をされていました💖(ΦωΦ)

そして医学においても「心身相関」を見ることは年々重視されるようになり、心身医学、心療内科学という分野になりました。
「心療内科」という標榜科は日本だけに見られ、1996年に厚生省に認可を得た比較的新しい科です。
体内の生理的状態を感知する内受容感覚はこの心身医学でも重要となります。

感情は身体に根差し、喜怒哀楽といった感情の生成過程にこの内受容感覚は深い関わりがあり、感情をどう扱うかも健康維持や回復、ストレス関連疾患予防の上で見過ごせません。

この内受容感覚の訓練が、脳回路変化を誘導する研究結果もあります。

呼吸法では求心性(身体から脳へのボトムアップ)の神経伝達が行われ、生存の基盤となる脳幹活性がなされ、ゾーン・ブレスではより深奥感覚の開発と制御、また腹脳関係の強化となることを以前記しました。

正中心練磨への練功では、意識の注意配分は深部感覚、外受容感覚も含め全身となります。
この観察は自律神経支配の状態、感情発生の過程も捉えることとなり、「心と体への気づき」もより詳細になります。

神経科学者のアントニオ・ダマシオ博士は、身体からの感覚信号(ソマティック・マーカー)が意思決定を導くとされ、「ソマティック・マーカー仮説」という理論を提唱されました。
感情や嫌な感覚、嫌な予感等が、前頭前野での判断を効率化すると考えられました。
このソマティック・マーカーは、過去の経験により身体に刻まれた、かつての感情反応のしるしを意味し、人の意思決定に重要な関わりを持っているとされます。

辛い気持ち、苦しい感情というものは誰しもご経験されていることと思います😿
そして出来れば二度と経験したくない、故にその体験と紐づいた感情は「嫌悪」され、「恥」や「悪」とされ、意識下に「抑圧」されることも多く見られます。しかし、抑圧したものは自の「外部」に現れる、そんな現象を見られる方も多いでしょう。
そして似た体験が予見される場面や人などは回避、選択外の対象となり得ます。
それが「適切」な場合もあれば、「自身の可能性を狭めてしまう」場合もあります。

練功では抑圧したものや過去の記憶の浮上もあり、人によっては辛い過程となることもあります。
感情の生成過程も辿りながら、そのようなものをどう対処していけば良いかもまた考えてみましょう😺

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