かつて私が育った家には、家内の全てを支配し司る「オカーン」というかなりの存在感の神がおり、この神は外交なども結構得意でした。
腕が疲れそうな大層重いハンドルの車で、どこまでもぶいぶいドライブに行くのも好きでした。
半寝で綺麗にカーブを曲がるなども得意技で、「あ、ごめん今寝てたわ。」と言われ私は困るのでした🚙
若い頃はかなり血気盛んな荒神で、すぐ「くやし〜、キーッ👿」となり、我が子と近い年頃の親戚の子とすぐ比較をしては「成長は早ければ早いほど良いのだ。」と、やたら幼い内からかなりの物事を子供に詰め込もうとするのでした。
そんな私は9歳で急に、すべての物事に無気力になってしまいました。
始めの内は「サボッている」と叱咤されていたのですが、神はだんだん「何かこの子おかしいなあ(?_?)」と思い始め、だいぶん経ってから何らか事情がわかり、「接し方を改めてみる」ということを始められたのでした。
そんな感じで、子供の気質を見るなどというみみっちいことはしない、大まかな神だったのですが、だんだん円熟というものも起こってきました。
「この子なりに細かく色々気にしているのだな」と神はわかりましたが「歳とれば図太くなるわよ。」と私を励まされたりするのでした。
神よ、子育てはトライ&エラーで大変ですね💦
若い頃、いきなり尻をぱんぱんぱんぱん叩いてくるので「何事!?」と思うと、神は目を輝かせながら「若いからパンパンだわあ〜✨と言ったりして、マイルドにはなりましたがしばく癖というのはなかなか治らないのだな、と私は思いました。
私もある程度成長し、「この人にも個室で内省をする、という静かな時空間が必要なのでは?」と考えたりもしましたが、神は寝床以外そんなもんは要らんと思っているらしく、リビングの中央がでーんと鎮座する場であり、家内を維持し、家屋を飾るなどいつもあれやこれや働かれているのでした。
ビジュアルはかなり派手な神で、驚くほどでかい玉の、水玉の服を御召になったり、花柄などもでかいものでないとチグハグでおかしくなってしまうような神で、私はいつも「何故だろう??」とこの方を眺めているのでした👀
多趣味な神でしたが、人を出世させるという変わった趣味もお持ちで、葬儀の際には出世した方も弔問に来てくださったりしたのですが、あまりにもこの神ばかりが活躍していると家族システムのパワーバランスというものは偏ってしまい、子供は力を失い、父親も影が薄ーくなってしまうのでした。
しかし死期を悟った途端、絶望と冷静を両立させ、苦しみながらも死後の流れが速やかとなるとよう、淡々と事後処理に向けて色々手配したお姿は見習いたく思いますm(_ _)m
死後のこの神は明るく優しく、いつもご機嫌良くいらっしゃり、時々エネルギー体を見せてくださってりして、私は良かったなあと思います😊
そろそろ自身の中で列聖しても良いかなあと思うこの頃です✨